建物管理における建材と使用洗剤に関して

2020.11.04

建築物には様々な建材が使用されています。種類は様々であり、金属・石材・木材・ガラス・石膏ボード・ゴム・
ブラスチック・コンクリート等があります。建材の種類のよって各々汚れ方や清掃方法に違いがあります。
清掃時に間違った洗剤を使用すると、建材を傷めたり、床材を変色させたり等の問題が発生する事象があります。

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事例を下記に示します。

『金属』
ステンレスはエレベーターやドアの取っ手等に使われています。腐食(錆)しにくい金属ですが、強アルカリ洗剤・
酸性洗剤で清掃を続けると腐食(錆)します。また、アルミニウムは窓のサッシ等に使われています。アルミニウム
はアルカリ洗剤に弱く、腐食します。

『石材』
御影石(花崗岩)はほとんどの洗剤に耐性があるのに対して、大理石は酸性洗剤にかなり弱く、穴が開いたり、光
沢の低下があったりする事象が考えられます。

ほんの一例でしたが、建築物には様々な建材が使用されており他の事象も確認されております。また、建材の使
用場所の状況により、汚れ方も様々であり、また、最適な清掃方法も様々です。

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気になる汚れやなかなか落ちにくい汚れ等でお困りのお客様是非、当社までご相談下さい。

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