鳥害対策について
2024-07-16
Hygiene and environment management services

鳥害とは、鳥類が人間に与える害の総称です。ハトやカラスなどの鳥害には、羽の散乱・鳴き声・糞害・いたずら・病原菌の媒介など様々なものがあります。
今回は、その鳥害の中でも倉庫や工場等で起こりうる鳥害に焦点を当てた対策についていくつかご紹介します。
【防鳥ネット】
防鳥ネットは、倉庫や工場等の搬入口や通路の天井部などに設置します。この施工は、対象となる鳥種の体長にあったサイズの防鳥ネットを設置することで、侵入を防ぐ方法です。

【スパイク(剣山)】
スパイクは、天井付近にあるH鋼などの柱上(地面に平行な柱)に設置します。この施工は、鳥が着地できない程度の長さ・硬さの針を設置し、鳥が嫌がる環境を作ることで防ぐ方法です。
【忌避剤】
忌避剤は、鳥が頻繁に出入りする場所全般に設置・塗布します。この施工は、視覚や嗅覚・味覚・触覚など様々な刺激作用を合わせて、鳥が嫌がるような学習をさせて防ぐ方法です。

また、鳥の巣の撤去などをした場合、野鳥が保有している雑菌や寄生虫などをアルコール清掃などにより除去、付着していたダニなどは専用の薬剤を使用して殺虫する必要があります。
効果的な鳥害対策を行うためには、鳥の生態行動や習性に応じた対策方法をとる必要があります。

※鳥の巣の撤去には、鳥獣保護法による規制がありますので、まずは所属の行政機関などにご相談下さい。
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