コーキングの勉強会を実施しました

Hygiene and environment management services

コーキングとは、建物の壁や床の隙間、ひび割れなどをコーキング材で埋める作業のことです。

もともとは建物の防水性や耐久性を高めることを目的として行う場合が多いですが、防虫の観

点では少し異なる役割を果たします。

虫が壁の隙間で繁殖している場合には、殺虫剤を使った対策も一定の効果がありますが、それ

だけでは根本的な解決にはなりません。殺虫剤はあくまで一時的に虫を駆除する手段であり、

時間が経てば再び侵入や繁殖が起こる可能性があります。

その対策として行われるコーキング施工は、防水等の役割以外に虫の侵入経路や繁殖場所を物

理的に遮断する役割を持ちます。

コーキングによって隙間やひび割れをしっかりと塞ぐことで、虫が住みつく空間や侵入する通

り道を遮断できます。防除の対象となる虫がゴキブリ、チャタテムシ、トビムシといった場合

は、わずかな隙間でも侵入・繁殖が可能なため、どこから侵入しているのか、どこで繁殖して

いるのかを的確に見極め、コーキングを行うが必要となります。

上記のように隙間を埋めることは防虫対策のひとつの手段となりますが、まだコーキング作業

を経験したことがない人間にとっては、不安や疑問が多い作業となります。
そこで今回、社内でコーキングについての勉強会を実施しました。

前半に座学を行い、コーキング材の基本的な種類や使用する資材、施工手順について学習しま

した。

後半は屋外にて実技練習を行い、実際にコーキングガンを使って施工を行いました。

ヘラを使って均等に材をならす作業にみんな苦戦していましたが、最終的にはどの作業者のコ

ーキングもきれいな仕上がりとなっていました。

作業員同士が互いにアドバイスを交わしながら作業を進める事ができた、とても有意義な勉強

会でした。

       

田中達也さん後ろ姿.png

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