キッチン空間のアスベスト
2024-04-11
環境測定・分析サービス

キッチン空間は火気使用室として建築基準法で内装制限があり、不燃仕上げとすることが決められております*1。
アスベストは耐熱性等の性質を持ち合わせているため、かつてはキッチン空間でも壁材や天井等にも使用されていました。

図1. キッチン空間に存在しうるアスベスト含有部位(転載元: Asbestos Institute *2)
通常の使用においては、アスベストが飛散するリスクは低いと考えられますが、リフォームなどでキッチン空間の内装を解体撤去したい場合、規模によりますがアスベストの事前調査や分析を行う必要があります。現在ではアスベストに関する法改正が施行され、有資格者が調査を行うように義務づけられております*3。
参考文献
*1キッチン空間の建築基準法について
https://www.mlit.go.jp/common/001205298.pdf
*2キッチン空間のアスベストの部位について
https://www.theasbestosinstitute.com/2020/01/asbestos-in-kitchens/
*3アスベストの法改正について
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/sekimen/hourei/index.html
この記事を共有
環境測定・分析サービス
お問い合わせ
環境整備などでお困りでしたらお気軽にご相談ください。
