夏休みには、虫にご注意を!

2017.07.31

 夏本番、子供たちが夏休みに入り、海や山へレジャーに行かれる方も多いのではないでしょうか。夏は虫達も活発になる時期であり、野山では以下のような虫にご注意ください。

・カ類(ハエ目 カ科)              ・ダニ類(クモ綱 ダニ目) ※写真はマダニ類ではありません。

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・ハチ類(ハチ目)              ・ムカデ類(ムカデ綱 オオムカデ目)

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 カ類やダニ類の中には感染症を媒介する種がいます。野山に入った後、発熱などの症状が出た時は放置せず、医療機関にて野山に入った時期を伝え診察を受けましょう。

 ハチ類やムカデ類は毒を持っており、咬まれた場合にアナフィラキシーショックを発症することがあります。気分が悪いなどの症状が出た時は、医療機関にて診察を受けましょう。

 上記のような症状はなくとも、咬まれた部位や刺された部位の痛みなどが酷い時は、皮膚科の診察を受けましょう。放置して掻いてしまうなどすると、その他皮膚疾患の原因となってしまうことがあります。特にマダニ類に咬まれた場合は、無理に虫を取ろうとすると炎症や感染症のリスクが高くなるため、皮膚科の診察をお勧めいたします。

 楽しい夏休みにするためにも、野山にレジャーに行く時は、肌の露出を控え虫よけスプレーなどを持って行き、また不用意に草むらに入ったり、虫に触れたりしないようにしましょう。

 このような虫達は、工場の緑地帯などにも生息していることがあります。見つけた時の駆除や発生の予防など、お困りの時はご相談ください。

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