アスベストにばく露していた可能性のある作業

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アスベストの吸引が原因で発症する病気として、中皮腫やじん肺等がよく知られています。

これらの病気の特徴のひとつに潜伏期間が非常に長いことがあげられ、中皮腫ではばく露から40年程度経過してから発症するといわれていますので、過去に自分が従事していた作業でアスベストにばく露していたかどうかを知ることが重要となります。

アスベストを吸引する可能性の高い作業としては、アスベスト鉱山での作業や建設にかかわる作業、アスベスト製品の製造にかかわる作業等があげられますが、それら以外にもアスベストにさらされる作業は多くあります。

先日も、理科の実験の準備が原因で中皮腫を発症したとして、元教師の男性の労災が認められたというニュースもありました。

中には、酒類製造にかかわる作業や、歯科技工にかかわる作業等、一見アスベストとは関係のなさそうな作業でもばく露していた可能性があるようです。

厚生労働省のホームページで、アスベストにさらされていた可能性のある作業例が公表されていますので、気になる方はチェックしてみてください。

石綿にばく露する業務に従事していた労働者の方へ(厚生労働省HP)

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