ダンゴムシ・ヤスデの侵入対策
2025-07-28
衛生環境管理サービス

初夏の雨の多い季節、ダンゴムシやヤスデが屋内に侵入してくる問題が多く寄せられます。工場や物流倉庫など、製品の製造・保管を行っている場所では、屋内への昆虫類などの侵入は、品質管理上大きな懸念となることでしょう。製品混入のリスク低減のために、ダンゴムシやヤスデの侵入対策は重要となってきます。
対策の方法は色々ありますが、今回は粉状の殺虫剤「粉剤」を用いた防除方法をご紹介します。
ダンゴムシやヤスデの対策資材として、粉状もしくは砂状の、地面に撒くタイプの殺虫剤(粉剤もしくは粒剤)が使われます。これらの殺虫剤は、接触した虫類を殺す効果があるほか、歩行侵入性の虫類への忌避効果が期待できます。
液剤タイプの殺虫剤もありますが、粉剤や粒剤の方が、残効性が高く効果が長期間持続することがメリットとなります。
侵入対策を行う際は建物の外周に帯状に散布を行います。ダンゴムシもヤスデも、壁伝いに窓やドアなどから侵入するため、建物の周りをぐるりと一周取り囲むように散布することが効果的です。

実際に侵入の対策を行う場合には、建物の状態や周囲の状況、薬剤使用の可否など様々な条件を鑑みて作業内容を決定します。液剤の仕様を選択する場合もあれば、ブラシの設置など別の方法を選択した方が効果的な現場もあります。状況に応じたプロの対応を心がけておりますので、これら虫類の侵入にお困りの際は、是非ご相談ください。
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