クリーンルームでの防虫対策

2019.12.10

クリーンルームに於いて、外部からの昆虫類や異物対策を考える際に重要な項目として

〇建物の陽圧化

〇人や物の動線管理の徹底

〇持込物管理の徹底

などが挙げられます。

昆虫類の進入リスクの1つとして、休日の大型機械の搬入や大規模な改修工事の際には通常の搬入ルートとは別に、搬入用の扉等を使って搬入が行われ、外部との接触が増える事で侵入が増えるケースがあります。また通常稼動時には空調設備が稼動し、陽圧化が保たれている場合でも、休日などで空調が停止した状況だと等圧もしくは陰圧になっている可能性もございます。

 工場の空調稼動時の状態と空調停止時の状態(常時運転の場合は除く)を把握する事でより効果的な防虫対策が可能になります。また、移動可能な大型の捕虫器を工事や大型機械の搬入時・改修工事など動線上の適切な位置に配置する事で侵入リスクを抑えることが出来ます。

 昆虫類のモニタリング(調査)は行っているが数が減らない、発生源や侵入経路の特定が出来ない等お困りの事がございましたら弊社までご相談下さい。

移動可能な大型の捕虫器(例)

東京2019.12.10.png

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