鳥害対策サービス

2010.08.05

近年、ハトの生息数の増加にはおどろくべきものがあります。とくに都市部での増加は顕著です。ハトの過剰な繁殖は、私たちの生活や企業活動に直接悪影響を与えます。はじめは小さな被害とかるく考えて放っていると、あとで大変な被害となってしまいます。
工場や倉庫では、ハトの糞で製品や仕掛品が汚染されると、経済的に大きな損失が生じます。マンションでは、ベランダに堆積した糞が、感染症やアレルギーの原因となります。
ハトによる被害は、想像以上に大きく、そして身近な問題になっています。

ハトによる健康被害

ハトは食欲旺盛なため糞の量も多いのですが、その糞の中にさまざまな病原菌や寄生虫が生息しています。糞は乾燥し、空気中に飛散します。それを人が吸い込むことで感染症を発症し、ときには死に至ることもあります。

感染症など

オウム病 鳥との接触により感染。ハトの30~75%が保菌。
[症状]
軽症:風邪のような症状
重症:肺炎のような症状
クリプトコッカス症 真菌症の一種。乾燥に強く、2年以上菌が生存。
[症状]
軽症:皮膚炎程度
重症:脳、脳髄、髄膜に病巣をつくり、死亡することもある。
ニューカッスル病 ほとんどの鳥類が保菌。呼気沫や寄生虫の媒介によって感染。
[病状]
急性顆粒結膜炎
トキソプラズマ症 この原虫に胎盤感染すると、流産したり、出産しても子供に脳障害を
生じることがある。
ヒストプラズマ症 カビの一種。
[症状]
肺結核のような症状。
脳炎 ユダカアカイエカの媒介で感染。
[症状]
高熱、頭痛、おう吐、意識混濁、けいれんなど。
手足の麻痺や知能障害の後遺症が残ることがあります。
アレルギー 羽毛や乾燥した糞末により、喘息を伴うアレルギー症状。

外部寄生虫による被害

ダニ類 ハトトコジラミ、トリノミ、ハトナガハジラミなど。
[症状]
痒みや皮膚疹など。
昆虫類 ハトトコジラミ、トリノミ、ハトナガハジラミなど。
[症状]
痒みや皮膚疹など。

対策

具体的な対策として、ハトよけ対策と糞害対策があります。
ハトよけ対策は、まず建物の構造や周辺の環境を調査します。調査結果に基づき、効果的で、かつ建物の美観を損ねない対策をご提案します。糞害対策は、糞による建物への汚染を除去することはもちろん、消毒作業によって病原菌や寄生虫を殺菌・殺虫します。安心して生活できる環境を整えます。

清掃・消毒作業

1.殺虫作業

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まず最初にハトの糞や巣に生息するダニやノミなどの殺虫作業を行います。

2.糞の除去作業

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殺虫作業後、ハトの糞や巣を除去します。次に、汚染場所の洗浄作業を行います。

3.消毒作業

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洗浄作業後、汚染場所に消毒剤を噴霧し、作業終了となります。

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